プレスリリースの書き方

本日はプレスリリース、特に新聞社の記者クラブへのプレスリリースの書き方のポイントについて私なりに解説していきます。 

まず、新聞社から取材を受けるというのは実はそれほど難しいことではなく、適切な形で記者クラブにプレスリリースを投函すれば、かなりの確率で取材をして頂くことが可能です。

1.そもそも記者クラブとは?

多くの市役所や区役所には記者クラブが設置されており、そこには自由にプレスリリースを投函できる各社ごとのボックスや棚があります。
そこに自社のPRを投函すれば、後ほど各社の担当者がざっとではありますが目を通すので、興味を引く内容であれば先方から取材依頼が来るという仕組みです。

もちろん純粋な取材であるため広告費が発生することもありません。

特に取材されやすいのは都会よりも地方です。
地方はどうしてもネタに困っていることが多く、その地方では珍しい試みをする企業などの情報は常に欲しています。

だからこそ、都会ではそれほど珍しいことではないけど、この地域ではまだまだ目新しい、といった内容であれば高い確率で取材してもらえます。

2.情報は簡潔に、A4で1枚にまとめる

記者クラブ投函のプレスリリースの書き方として、大前提は“情報は簡潔に”です。

新聞記者は忙しいのが基本。
長々と情報が書かれている文章は目を透してくれません。

記者さんに興味を持ってもらえればそれだけで良いので、詳しい情報は必要ありません。
最低限のこと、どんなサービスを誰が、いつ、どこでやっているのか、それはなぜか?どんな思いをこめて…程度で良いでしょう。

そして重要なことは、図や写真をカラーで乗せるということ。 

どーんと見出しがあり、その下に数行の概要文章、そしてイメージしやすい図や写真、あとは基本情報程度で良いでしょうね。

3.取材したくなるポイント

最後は新聞記者が取材したくなるポイントについて。

新しい事業やサービスであってもそれが記者の琴線に触れなければ取材は来ません。

ではどうすれば興味を引くような内容になるのか。

それはいくつかあります。
・今の流行に沿ったタイムリーな話題であること(例えばオリンピックとか、SDGsとか、LGBTとか)
・若者や子供(いつの時代も若者が新しいことに取り組むことは注目されます)
・困難を乗り越えた経験・Uターン(地方限定)
・社会的起業、地域貢献度が高いこと

ざっと上記のようなことを踏まえると注目度は高くなりますね。

例えば、、地方の県庁所在地にて、東京からUターンしてきた若者3人が、SDGsに対応した地域特産の商品を発案し、ネットショップで全国に販売する事業で起業!みたいな話題だときっと取材されるでしょう。

そうそう当てはまるものではないかもしれませんが、新しいサービスをする方であれば、何にかしら該当するものがあるかもしれませんし、これに該当しなくても注目度が高いものであれば絶対に取材されます。



一見すると、ハードルが高いように思える新聞取材ですが、その攻略法は確実にあります。
ぜひとも一度チャンレジしてみてはいかがでしょうか?

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